初代社長、清二がこの地に益田製麺の前身である益田商店を設立してから早93年以上が経ちました。これもひとえに地元の皆様や県内、県外を問わず商品をご愛顧頂いているお客様、関係各位のお力添えの賜物と深く感謝申し上げる次第でございます。
清二の祖父はソーメンの名産地として名高い播州(今の姫路)で産まれ育ち、その息子清吉は本場の味への強いこだわりを胸にソーメン造りを志しました。明治の終わりより始まった益田の麺造りは、播州から宮崎県都城市を経て、乾麺を干す海風を求めてこの地へ辿り着くこととなりました。溢れる陽光と青い海を目の当たりにした清二は、祖父の故郷瀬戸内を思い、ここ志布志を新天地と定めて益田商店が誕生したのです。
乾麺を海風にさらす手法は過去のものとなりましたが、清二の選んだこの土地には、麺造りに欠かせない上質な天然水がありました。海と森の恵みを受けた志布志の天然水はミネラルを多く含み、益田の麺の特徴であるまろやかさを生み出しています。
また、世代を超えて受け継がれた麺への情熱はテクノロジーと伝統の調和を生み出しました。麺に独特のコシとツルミを引き出す真空ミキサーの導入、最新の包装機械など、金属探知機を始めとした細やかな検品体勢。それらのこだわりの根底には素材を最大限に活かしたいという変わらぬ思いがあります。この土地が与えてくれた素晴らしい恵みを、その魅力を損なう事なく皆様へお届けしたい。社員一人一人の熱い思いで、益田の麺は今日もその歴史の歩を進めているのです。
商号 | 株式会社益田製麺 |
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所在地 | 鹿児島県志布志市志布志町安楽254-12 |
電話番号 | 099-472-0315 |
FAX番号 | 099-472-1822 |
men2@masudamen.com | |
URL | http://www.masudamen.com |
創立 | 昭和6年5月19日(1930年) |
会社設立 | 昭和56年6月1日 |
資本金 | 1000万円 |
代表取締役会長 | 益田 幸太 |
代表取締役社長 | 益田 幹大 |
業務内容 | 製麺製造及び卸販売、業務用食品(スープ・調味料・資材) |
営業品目 | うどん・そば・生ラーメン・中華麺・焼きそば・チャンポン |
取引銀行 | 鹿児島銀行 志布志支店・宮崎銀行 志布志支店 |
明治37年 | 益田商店創立 |
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昭和30年 | 乾燥麺からゆで麺に切り替え、同時にゆで麺製造ライン導入 |
昭和50年 | 包装麺・製造開始、包装麺製造ライン導入 |
昭和56年 | 有限会社 益田製麺設立 |
昭和58年~ | 鹿児島・及び県外へ営業エリア拡大 |
昭和63年 | 鹿児島県経済連の指定を受ける |
平成 1年 | 全国農業協同組合の指定を受ける |
平成 3年 | 本社工場改築・新鋭製造ライン導入 |
平成17年6月 | 株式会社へ組織変更 |
平成18年11月 | 本社工場新設、移転 |
平成31年4月 | 急速冷凍庫・冷凍庫を導入、冷蔵庫増設 冷凍商品製造・販売開始 |
令和元年5月 | 最新ミキサー導入 経済産業省 事業継続力強化計画認定 |
令和2年6月 | 海外へ営業エリア拡大(アメリカ・香港) |
令和3年3月 | 新型2連玉取機・麺用三方シール自動包装機導入 |
令和3年7月 | 代表取締役社長 交代 益田幸太社長、代表取締役会長に就任 益田幹大専務取締役、代表取締役社長に就任 |
令和5年5月 | 新型セット商品用三方シール自動包装機導入 |
令和5年11月 | 麺用三方シール自動包装機導入 冷蔵庫増設 |