益田製麺は、豊かな実りを与えてくれるこの土地の自然に感謝し、支えてくださる地元の皆様、取引先の皆様、製品を手に取ってくださる全てのお客様に感謝し、いきいきと健やかな食文化を育む為、日々励んでおります。
「一麺一会」を大切に、皆さまの『喜び』を作り出す事を目標に、これからもより良い製品を作り続けて行きます。
益田製麺のある鹿児島県志布志市は、豊かな海と森に囲まれ、南国の陽光に恵まれた自然豊かな地域です。益田の麺は、水質の良さで知られる志布志の天然水で作られています。地下71mからくみ上げられる地下水は、PH7.8~7.9でカルシウムやマグネシウムのミネラル成分を多く含む軟水で、炭酸水素イオンやシリカも含まれている。これが益田の麺の特徴であるまろやかな味わいと独特のコシを生み出しています。
地元農家と契約して栽培している地産の「鹿屋在来」や「さちいずみ」は、日なたや草のような独特な香りと甘味があり 風味となめらかさが特徴です。寒暖の差が激しい地方のコシがあるそばとは違い、食感の柔らかなもちっと感のある優しい味わいです。
また、初夏に収穫される「春のいぶき」は夏季限定商品「しぶしの夏そば」に使用し、夏の新そばを味わう事ができます。
益田製麺のつゆは、枕崎産をブレンドした鰹ぶしベースの甘めのつゆです。風味と旨味のバランスが良い優しい味わいは、ふわりとした食感のそばに良く合います。
<原料になるそば粉>
原料の粉を混ぜ合わせ、加水します。天候や湿度で水分量や塩分濃度の微調整が必要になる、熟練の仕事です。
<本ミキシング>
適度な粘りが出てグルテンが形成されるまで材料を混ぜ合わせます。
<圧延(あつえん)>
熟成された麺帯(めんたい)を徐々に薄く延ばし、中の空気を抜いて行きます。
<切り出し>
麺帯を切り出し、麺線(めんせん)にします。
<カット>
麺帯を適度な長さに自動カットします。
<チェック>
包装された麺を金属探知機とウェイトチェックにかけます。その後、人による目視検品。安全性と品質を守るため、厳しくチェックします。
<陳列>
検品済みの商品が陳列されます。
<茹で>
ゆで麺の工程ではこの「茹で」が入ります。
益田製麺では安心安全こそが美味しさの第一歩だと考え、厳しい品質管理を行っています。まず原料の品質を保つ為の温度管理、製品保存の温度管理、清掃を始めとした衛生管理を徹底し、自社で微生物検査をできる体制をとっています。